
「ダージリン急行」のウェス・アンダーソン監督の
『グランド・ブタペスト・ホテル』
(2014)

HP http://www.foxmovies.jp/gbh/site/#top
世界興行収入約180億円を突破するなどウェス・アンダーソン作品最高興行収入記録を更新。アカデミー賞4部門受賞。
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あらすじ
ヨーロッパの東の端にある架空の国ズブロフカ共和国が舞台。山々を背に優雅に佇む、ヨーロッパ随一のグランド・ブダペスト・ホテル。エレガントな宿泊客たちのお目当ては、ホテルを取り仕切る“伝説のコンシェルジュ”グスタヴ・Hだ。彼の究極のおもてなしのは、マダムたちの夜のお相手も辞さない徹底したプロ意識にあった。ところがある夜、グスタヴのお得意様である伯爵夫人が殺され、遺言で貴重な絵画を贈られたグスタヴが容疑者に!その遺産を巡る騒動に巻き込まれ、ヨーロッパ大陸を逃避行しながら、愛弟子のベルボーイのゼロと共に謎に挑むグスタヴ。果たして、自らの潔白を証し、命より大切なホテルの威信を守れるのか?
3つの時間軸
この作品は 1932年、1968年、現在の3つの時間軸が入れ子構造で展開されていきます。
それぞれの時間によってスクリーンサイズが異なる面白い仕組みになっています。
公式 HPより
今までに見たことない挑戦で 内容さながら見た目でも楽しめます。

キャスト
レイフ・ファインズ(ムッシュ・グスダヴ・H)
究極のおもてなしを信条とする。マダム達の夜のお相手も完璧にこなすプロ意識を持つ。
トニー・レヴォロリ(若き日のゼロ)
グスダヴ・Hの愛弟子。率直な真面目さをもつホテルのベルボーイ。
ティルダ・スウィントン(マダムD)
ホテル最高の上客で、グスダヴの長年のお得意様である伯爵夫人。
名前の意味
ウェス・アンダーソンはキャラクターの名前に大きな意味を持たせる監督として知られています。
中でも特徴的なのがベルボーイの“ゼロ”です。
家族を殺害され、生まれた村を破壊され、拷問を受けた過去を持つゼロは文字通りゼロからホテルで働き始めた人物。”0”(ゼロ)はまさにピッタリの名前です。
感想
内容はコメディ感もありつつも明るい話ではないですが、ヨーロッパを舞台にしていることもあり 描写がおしゃれ。
鮮やかかつ鮮明な色使い(ホテルのピンク)や ベルボーイの格好、その時代や風景を思わせる作り、日本人が憧れるようなおしゃれ感が詰め込まれています。




こんなホテルに泊まってみたいー!ってなりますね。
誰か連れてってください…

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